賃貸物件の理想の間取りは?

家の中での過ごし方や生活スタイルから考えよう

理想の間取りと一口に表現しても、好みや家族構成によって大きく異なる部分もあります。しかし、一般的に間取りについて検討する場合におさえておきたいポイントというものがあるのです。
まずは家族構成に基づいて、それぞれがどのように過ごすかを考えましょう。例えば自宅で仕事をしているような場合、仕事部屋となる部屋を必要とするか、それともリビングなどの共有スペースの一部を区切って使えば十分なのかで大きく異なってきます。子供が小さいうちは子供部屋は必要ないと考えることもできますが、成長したらどうするのかという問題も検討しておくべきです。
単身世帯であれば間取りもコンパクトになりやすいのですが、玄関を開けるとリビングが丸見えという間取りだと散らかった室内が否応なしに見えてしまって、宅配が届いた時などに気まずい思いをしなくてはならないかもしれません。また、風呂場がリビングと隣接しているようであると、脱衣スペースを自分で確保しなくてはなりません。費用を優先して検討するにせよ、普段は家で過ごすことが多い人にとっては理想の間取りとは言いづらいでしょう。

一見しただけでは分からない風の通り道と収納力とは

次に間取りのことを検討する事項は、「風の通り道」と「収納力」です。それよりも広々としたリビングや子供部屋、書斎が欲しいと思う人もいるかもしれません。しかし、長い年月を快適に過ごすためには絶対に見過ごせないポイントが、この二つなのです。
まず「風の通り道」とはすなわち、窓や換気扇や換気口がどこにあるかと言う問題です。奥まった部屋だと窓が一つしかないことも珍しくありませんが、間取りによっては一切の窓がない部屋も存在します。しかしこういった部屋を寝室などとして過ごす場合、空気を入れ替えるのにも苦労しますし、湿気もたまるためにカビが繁殖しやすい環境なのです。特に子供部屋などは注意したいところですね。
次に「収納力」は読んで字の如くではありますが、特に注意したいのは奥行きです。間取り図だけで見ているとクローゼットや押し入れがあるように見えても、奥行きが足りないので布団や大型の衣装ケースが収納できない、なんてことも往々にしてある話です。物が外に出ていると折角の家も狭く見えてしまうので、自分の手持ちの荷物などをよく把握して検討しましょう。